こんにちは!マーコです。
日本在住の国際結婚🇨🇦
3歳の娘(ミィ)と0歳の息子(ムゥ)のバイリンガル教育に奮闘中。
バイリンガル成功者のYouTubeを見漁り研究・実践しています!
国際結婚でハーフの子を育てるにあたって
「バイリンガルにしたいなぁ〜」っととりあえず思いますよね。

私もそうでした!
最初はぼんやり考えていたバイリンガル教育だけど、子供が産まれて「さぁどうする!?」っとなった時にゆっくり考えてみた方が良い事をまとめてみました。
ハーフの子のバイリンガル教育をする前にするべき5つのこと


バイリンガルにする必要があるのかを考える


ハーフだからバイリンガルにしなきゃいけないっと思っていませんか?
お子さんは何人(なにじん)?
日本で生まれた日本人?
パートナーの国で生まれた?
日本で生まれたけどダブル国籍でゆくゆくはパートナーの国で子育て予定?
もし、日本で生まれた日本人でパートナーも日本語が堪能で日本でこれからも生活していくなら、日本語だけでも十分に生活していけますもんね。
もちろんそれでもバイリンガルを目指すのは全然アリ!



でも、バイリンガルになれたらいいなぁ〜という程度の気持ちだと、難しいのが現実です。
どうしてバイリンガルにしたいのかを真剣に考えてみるのは大切です。
我が家がバイリンガル教育を開始した理由についてはこちらを参照してください。
夫婦で将来のビジョンを話し合う


これは一番重要なことですよね。
どちらか片方が「子供をバイリンガルにしたい!」っと思っていても、もう一人が「混乱させるし、住んでいる国の言葉だけでいいのでは?」っと思っていたら、お子さんはそれこそ混乱します。
この将来のビジョンというのは、「お子さんの言葉」のことだけではなく、「家族全体」のビジョンです。
・このまま日本に住み続けると夫婦で決めているのか
・年老いた両親も気になるから数年したらパートナーの国に移住するのか
・子供が小さいうちだけパートナーの国で暮らし成長したら日本に移住するのか
・仕事の辞令で色々な国に行くかもしれないのか
などなど
「言語」は「住む国」と関連するため広い視野での話し合いが必要になります。



夫婦でとことん話し合っておくことが大事だよね!
もちろんバイリンガル教育を開始してから分かることもあるので、ここで話し合った結果が絶対ではないです。
その都度夫婦で話し合いを重ねていくことが大事だと思います。
第一言語は何かを考える


バイリンガル教育をしようと思った時に、まずどちらの言語が「第一言語」になるのかを考えましょう。
第一言語⇒一番得意とする言語
なので最終的にどう感じるかは本人次第ですが・・・。
基本的にやはり環境因子は子供の言葉に強く影響するので、住んでいる国の言語が第一言語になることが多いようです。
例)
日本語×英語のカップルで日本に住んでいる⇒日本語
日本語×英語のカップルで英語圏に住んでいる⇒英語
中国語×中国語のカップルで日本に住んでいる⇒日本語
日本語×日本語のカップルで英語圏に住んでいる⇒英語
もちろん、絶対にそうなるわけではなく、「日本語×英語のカップル」で日本に住んでいるけど、米軍基地の集合住宅のような地域に住んでいるので地域環境も英語で学校もインターナショナルスクール・・・みたいな感じなら英語が第一言語になり得ますよね。
私たちの第一言語
- ママ(ちはる):日本語
- パパ:フランス語
第一言語は上記ですが、私たち夫婦の会話は英語です。



二人とも第二言語で会話をしていることになります。
第一言語を重視すると日本語とフランス語のバイリンガルに育てる必要がありますが、私はフランス語が分からないので「じゃあ英語も?」「トリリンガルを目指す?」^^;
トリリンガルはもちろん出来たら素晴らしいと思いますが、そこまで欲張る必要はないかなと思っています。
というわけで目指すバイリンガルは「日本語と英語」です!
第二言語の習得レベルの目標を決める


どちらを第一言語にするか決めたら、もう片方を第二言語としバイリンガル教育をすることになります。
ここで大切なのは、「第二言語をどのレベルにするのか」です。
・旅行で使える程度に話せる
・読み書きが不自由なくできる(雑誌が普通に読めて、メールや手紙もすらすら書ける)
・家族での会話がスムーズにできる
・自分の些細な気持ちの変化も言葉にする事ができる
・仕事で使える
・その言語の大学に行ける
・その言語で論文が書ける
これは一例ですが、「第二言語をどのレベルまで親が頑張るのか」の目標を決めておくことで、ブレない教育ができると思います。
それぞれの国の教育について知る


子供の言葉のことを考える上で、「夫婦それぞれの国の教育システムを知る」ことも大事です。
メリットデメリットを知っておくことで、ゆくゆく住む国にも影響する可能性もありますよね。



共働きしたいのに保育園に入れない・・・など実際はどうなのか調べてみると分かることもあります。
夫の国はカナダです。カナダは同じ国の中でも州によって保育料や制度が全然違います。
バンクーバーを例にすると、費用はデイケアにフルタイム(午前9時から午後5時まで)で子どもを預けると、月に平均1,000カナダドル(7.6万円)にもなります。
╲参考にさせてもらった記事/





バンクーバーに住む友人は、パートとして働いても月にかかる保育料に吸い取られてしまうし、小学校に入ると送り迎えが必須で終わる時間も早いから働きに出られないと言っていました。
幼稚園での過ごし方の部分も大きく異なるようです。
アメリカに住む友人は、夏休みになると息子を日本の幼稚園通わせるために来日しています。
「日本の幼稚園は先生の目が子供に行き届いているし遊びの質が高い」と言っていました。
カナダのいい面としては、多国籍な国であること。
ハーフなんて全然珍しくありません。色々な国の子供が集まって教育を受けることが当たり前。
日本ではまだハーフが珍しい地域も多く、好奇の目で見られる可能性もありますよね。



どこの国でもあり得るけれど、いじめの対象にならないかなど不安も多いです。
それぞれの国のメリットデメリットを知った上で、子供をどの国の学校に入れるのか・・・ということを決めていくのが理想です。
教育方針を話し合う
ハーフでバイリンガルになった方々のYouTubeを見ていると親の教育方針がいくつかに分かれています。
・家の中と外で言語を使い分ける
・両親と使う言語を使い分ける
・留学、または海外に行く
・帰国子女
金銭的なことも関わってくるので、自分たちはどのやり方でやっていけそうかを考えておくのは大切です。
まとめ
バイリンガル教育をするってかなり長期間頑張らなければならないことですよね。
さぁはじめよう!っとなる前に
・本当にバイリンガルにする必要があるのか(自分たちにその覚悟があるのか)
・夫婦で共通の認識になっているか
・住む国はどこなのか
・第一言語は何になるのか
・第二言語はどのレベルまで習得したいのか
・それぞれの国の教育システムのメリットデメリット
・教育方針を考える
について夫婦で話し合ってみるといいと思います。
バイリンガル教育は夫婦での話し合いが不可欠だし、行き詰った時は二人でその都度決めていくというのが大切。
私たち夫婦が話し合った結果、バイリンガル教育をしようと思うワケはこちらをご覧ください。
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