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日本語が話せないカナダ人の夫と、日本に暮らして7年目のマーコです。

2021年に第二子を出産し2児の母になりました。
我が家の子供はカナダと日本のミックスです。
子供の名前を考えるとき
- 英語の名前(カタカナ)にする?
- 日本の名前(平仮名か漢字)にする?
っと悩みました。
カタカナという選択肢が増える分、子供の名前を考えるのはとても難しい!
今回は、第一子・第二子の名付けの際に発生した私たちの問題や悩みについてご紹介します。
英語名(カタカナ)にするか日本名にするか


これはまず一番最初に夫婦で話すことになるかなと思います。
名字がカタカナなのか、日本名のままなのかにもよると思います。
ちなみに、我が家の名字はカタカナです。



そこも悩みました
詳しいことはこちらに。
日本に住むから日本名にする?それとも海外でも通用するように英語名にする?それは本当にそれぞれ夫婦の考え方によりけりなのでよく話し合ってくださいね。
私たちも最初は迷いました。
日本の名前の候補と英語の名前の候補を考えたりしました。
英語にするなら夫の祖父母の名前から取ろうかな・・・ということまで話しました。
最終的には、「日本の名前にしよう」と決めました。



我が家は、日本に住むと決めていたので日本の名前がいいねとなりました。
ミドルネームをつけるのか


子供にミドルネームをつけるかどうか。海外で生活する国際結婚カップルの場合であればよく聞くと思います。
ファーストネームを英語名にしてミドルネームに日本名を付ける夫婦が多い気がします。
ただ、日本の戸籍上ミドルネームをつけることはできません(2020年12月現在)
日本では、法律で認められていない。名前の文字数に制限はないため出生届や帰化申請において、ケンブリッジ飛鳥アントニオなどのように、ミドルネームを名の一部として組み込んで、戸籍に登載することは可能である。
Wikipedia
このように、どうしてもつけたい場合は、ファーストネームにカタカナと日本名どちらも載せてミドルネームのようにして名付けることは可能です。
ただ、それが全てファーストネームとして戸籍に残るため、免許証やパスポートなど身分を証明するものは名前の欄に長いカタカナと日本名のどちらも書かなくてはなりません。
自分で自分の物に名前を書いたりする時には、どちらか好きな名前を使えば良いので(日本では日本名、海外では英語名など)、普段の生活では困らないかもしれませんが、オフィシャルな場では毎回正式名称で呼ばれたり、書く必要があります。
私の知人でも日本で住むカップルで、パートナーの強い意向があり子供にミドルネームを付けていた夫婦もいました。



つけるかつけないかは、夫婦の考え方によると思います。
外国語においてタブーな言葉や響きがある


日本でも漢字や響きでタブーとされる名前はあるかと思います。
でも、もちろんそのような名前は名付けの本にも載っていないし、調べてもオススメとして出てくる物は少ないと思います。
ところが!
日本語では全く問題ない名前であっても、響きや発音など外国では受け取り方がかなり異なる物も多くあります。
外国人の夫が思うタブーな(難しい)名前と発音


夫も外国人が発音をしやすいかどうか、(外国で)タブーな言葉ではないかという点を気にしていました。
※あくまで夫個人が思うことなので気にならない方も多いと思います!
「だい」
これは日本人ではよくある名前なので絶対ダメとは言われさんでしたが、どうしてもdie(死ぬ)を発想させてしまうので避けたいといわれました。
カナダでアルバイトをしていた時、日本人の男の子のニックネームが「だいくん」で、お客さんからちょっと苦笑いされてた記憶があります。
「いつき」
これは英語圏では何の問題もない名前だと思います。
フランス語圏だと…意味が 『い(y):you つ(tue):kill き(qui):who』っという発音にも聞こえ、一瞬どきっとすると言われて驚きました。



実は第二子の子の名前の候補に私の中で入っていたので、かなりショックでした…
小さい「っ」や「ょ」が入る名前
これは、日本語に親しみのある外国人であればそこまで気にならないかもしれませんが、自国に住む親や親族が読めるか…となった時に、どうしても発音しにくくなってしまうようです。
しょう、よう、こう、りょうなど
いつも夫に聞かれるのが、読み方として、
「Ryo」→「りょ」なのか「りょう」なのか「Yo」→「よ」なのか「よう」なのか….
呼び慣れてしまえば特に問題はないと思いますが、毎日いろんな子供と触れ合う仕事をしている夫にとって、様々な呼び方があって親に確認するまで分からないというケースも多いようです。



漢字を見れば一目瞭然という名前もありますし、一概には言えませんが。
親がしっかりローマ字読みも含めて決めてしまえばこれも大きな問題ではないかなと個人的には思います。
誰が見ても読める名前にしたい


最初にも述べましたが、私たち夫婦の名字はカタカナです。
国際化が進んでいる日本ですが、私の周りではまだまだ国際結婚は珍しいもの。
カタカナの名字に慣れていない人がたくさんいます。
そのため、『誰が見ても読める名前』である事を意識しました。
名字でもあらっと思われて、さらに名前も読めない…なんて読むのかな?っと思われるのは子供にとって不利かなと考えたためです。



シンプルにこの漢字ならこの読み方っと分かるものがいいなと思いました!
今は色々な当て字やキラキラネームなどもあり、漢字の読み方も多様化していて、実際に保育園に通っていても沢山の名前で溢れています。
もちろん、全ての名前にはご両親の願いや希望が込められており全てが素敵な名前です。
私たち夫婦の考え方として捉えていただきたいと思います。
実際に私たちが名前を考えた方法


夫は日本語が達者ではありません。そのため、日本名を考える際に私たちが行った方法は、
①まずそれぞれ好きな響きの名前を考える。
②それぞれの候補についての意見をいう(響きが好きではない、言いにくい、悪い意味になるなど)
③3つくらいに絞った名前に私が漢字の候補を考える
④夫にそれぞれの漢字の意味を私が説明し、それぞれの候補の名前で夫が気に入った漢字のものを選ぶ
⑤子供の顔を見て名前を決める
というやり方で決めました。
第一子の時は途中まで2択だったのですが、最後の最後に一つ増えて3択になり、最終的に娘の顔と出産時の状況など色々なものを加味し夫と私で意見が一致したので生まれた日に決まりました。
誰でも子供の名前を決めるのはとっても大変


ハーフであってもなくても、子供の名前を決めるのはってすっごく大変です。



その子が一生背負っていくと思うとプレッシャーが凄いです。
でも、決定に至るまでにパパとママが一生懸命考えたという過程があり、
決めた理由がある。
それをしっかりと子供に伝えていって、
子供にとっても「自分の名前が好き」っと思ってもらえたら嬉しいですよね♪
我が家も、そうなることを願っています。
ハーフの子供を育てるにあたって、名前のほかに夫婦で話し合ったことがありました。



言語の問題です。
我が家は日本での生活がほぼ決まっているため、子供たちは「日本人とカナダ人のミックス」として日本で生活していきます。
日本語は絶対なのでそこはゆるぎないです。
問題は英語。
「英語をどうやって子供たちに習得させていくか」が私たちの課題であり、現在頑張っているところです。
現在長女は3歳。
今のところ順調にバイリンガルに育っています。