ご訪問ありがとうございます!
日本語が話せないカナダ人の夫と、日本に暮らして7年目のマーコです。

国際結婚をするんだけど、日本で暮らすから苗字をどうしようかな悩んでる。
みんなどうしてるのかな?



私もかなり悩みました。
そして、最終的に選んだのはカタカナ姓。
どうしてカタカナを選んだのか。
実際後悔していないか?
決断に至るまでの葛藤…。
リアルな実体験を書きたいと思います。
どなたかの参考になればうれしいです♪
国際結婚をすると夫婦別姓!?


2020年12月現在、日本人同士が結婚する場合日本ではまだ夫婦別姓が認められていませんが、国際結婚カップルが入籍届を出した場合、他に何も手続きをしなければ夫婦別姓となります。
外国人パートナーは日本に戸籍がないので、自分の戸籍にパートナーを入れるという形になります。
(正確には、入れるといより別枠に情報が追加されるという感じです)
もし、夫婦で同姓を名乗りたければ6か月以内に書類の申請が必要となります。



6ヶ月ってあっという間!
それを過ぎると、家庭裁判所で手続きが必要なので面倒になります。
国際結婚で苗字をどうするか問題
私たちが話し合った時、「日本姓をキープするメリット」と「カタカナ姓のするメリット」を二人で考えました。
苗字を日本姓のままとするメリット


まず第一に数々の面倒な書類手続きをしなくても良いということは大きなメリットだと思います。



仕事をしている方であればなおさら、苗字を変えなくて良いのは都合が良かったりしますよね!
なにより私が一番気がかりだったのは、自分が日本で住む上でカタカナの苗字になる覚悟があるのかという点でした。
まだまだ国際結婚は珍しい日本。
そのような現状で自分が日本でカタカナの苗字を名乗れるのか。
注目を浴びることになるのでは?
好奇の目で見られるのでは?っと不安だらけでした。
また、将来産まれてくる子供のことを考えた時その子どもがいじめの対象になってしまうのではないかという不安もありました。
苗字をカタカナ姓にするメリット


結婚したのであれば夫の姓を名乗りたいという思いはありました。



それがカタカナになろうとは、昔の私は想像すらしていなかったと思います。
苗字が変わってやっと「結婚したんだ!」という実感が沸くかなーとも思いました。
また、結婚を周知するという意味でも一番効果がありますよね。
子供のことを考えた時、顔は日本とカナダのミックスとして生まれてくるのだから隠しようもなく、今から色々と心配をしても仕方がないことなのかなという思いもありました。
私たちがカタカナ苗字を選んだワケ


私たちがカタカナ名字を選んだワケは、夫の一言でした。



もし君が日本の苗字のままで僕たちに子供ができたら、子供は君の苗字になるから僕だけ違う名字になるってことなんだね
(この時は、特に攻めるような言い方ではなく、確認という感じでした)



私は夫のこの言葉を聞いて、苗字をカタカナにしようと決めました。
迷っていても始まらない!
この人と結婚しようと決めたのだから腹をくくろう!っと思いました。
カタカナ姓は自分でオリジナルを作ることになる


カタカナ姓にする場合、外国人パートナーのlast nameの発音に近いものにすることが一般的。



言ってしまえばカタカナ苗字を自分たちで好きにクリエイトすることになります。
例えば・・・
smithという苗字だった場合大抵「スミス」と訳すと思います。
が、苗字を提出する際に「スイス」や「スミース」と決めてもいいんです。



本当に本人たちで考えるんだな。
実際、夫はカナダの東側出身のため第一言語はフランス語。
そのため苗字もフランス語です。
しかし、夫は人生の半分を西側で暮らしたため言語も英語圏での暮らしとなり、last nameも英語読みをしていました。



英語読みとフランス語読みでまったく発音が異なります。
英語読みとフランス語読みを私がカタカナにし、3パターン考えました。
その中から家族や友人にも相談し最終的に私たちの苗字が決まりました。
カタカナ姓にして後悔している?





この答えは今のところ「No」です。後悔していません。
結婚5年目に突入し、私自身カタカナの苗字で呼ばれる生活は実際心地よいです。
私って目立ちたがり屋だったのかしら?
病院などで呼ばれて人にちらっと見られることも苦に感じたことはありません。



はい、そうですそうです。
私の夫はカナダ人ですよ!
っと心の中で思いながら受付に向かいます(笑)
仕事をしていて、相手に何度か聞き返されることはよくあります。
今では電話などで名字を名乗らなければならない時は、自分から「カタカナなんですが」と前触れしてから伝えるようにしています。
╲色々考えるのに参考にした本はコチラ/


カタカナ姓にしたこと後悔はしていないけど・・・
自分たちに関しては後悔はしていません。



子供たちのことに関してももちろん後悔はしていないのですが・・・
一人目は女の子なので、将来結婚したらおそらく相手の男性の名字に変わるでしょう。
二人目は男の子です。
この子は私と夫が一生懸命考えたカタカナの苗字をどう背負って生きていくのかなと思うことはあります。
夫婦で一貫して考えていることは、苗字やミックスであるということに捉われず自分たちの存在を誇りに思って生きてほしいということ。それだけです。