こんにちは!マーコです。
日本在住の国際結婚🇨🇦
3歳の娘(ミィ)と0歳の息子(ムゥ)のバイリンガル教育に奮闘中。
バイリンガル成功者のYouTubeを見漁り研究・実践しています!
我が家では夫の強い希望で、保育園に通い始めた1歳の娘と週2回英語漬けになる日を作りました。
2歳になった娘の英語力が大きく伸びたのは、この「夫との英語時間」によるものだと確信しています。
実際にどんな効果があったのか、また夫がどのようにして1年間を娘と過ごしていたのか苦悩の日々をご紹介します。

「簡単だ」と思っていた夫ですが、1歳の娘と一緒に1日英語で過ごすって思ったよりも大変だったようです。
1歳児と週2回の英語の日:1年間の効果は?





結論から言うと、効果は絶大でした。
- 英語と日本語をスムーズに使い分ける
- 語彙力
- 表現力
- ネイティブの発音
- 夫と娘の絆の構築
これらのすべてにおいてプラスに働きました。
日本語と英語の使い分けがスムーズ
男の子女の子という性別による違いや、2歳というまだまだ子供の言語の発達にバラツキがある段階なため、評価は難しいのですが…。



(2歳の)娘は日本語と英語に関して驚くほど上手く使い分けていました。
基本的に私には日本語、夫には英語で使い分ける事は極自然なこと。
本人は意識すらしていないと思います。
私と夫が英語で話していると、私にもスッと英語で話しかけてきたりすることはありますが、祖父母と一緒にいる時は完全に日本語で話しています。もちろん保育園でも。



夫へは「Papa come on!! What are you doing!?」というフレーズがスムーズに出てきて、そのすぐ後私には「ママ何してるのー?」っと言ってきます。
語彙力の向上
リストアップしようと思いましたが、想像以上に増えたのでやめます(笑)
- 日常生活用語
- 色
- 動物
- 乗り物
- 食べ物
- 形
など2歳児が日本語で話せるような語彙はすべて英語でも分かって使えている状態です。



私も知らない「五角形」なども「ペンタゴン!」っと言っていて驚きました・・・(持っていた積み木に5角形があったので)
逆に、英語だけでしか知らない単語もあって保育園で言っていることもありました。
英語での文章力が格段に上がった
女の子でませてきているのもあり、とにかくおしゃべり。
「Oh my goodness!」(よく見るYouTubeチャンネルのアメリカ人の男の子の口癖)を的確なタイミングで使ったり、「It’s not working!」っと動かないおもちゃを指さしたり、最近までは「Mama drive! drive!」っと単語を繋げるだけだったのに、「Mama is driving!」っと急に文法もしっかりとして言えるようになったり。



夫の話している事をよく聞き、吸収しているんだなと日々感心しています。
日本語に関してももちろん私の口癖を真似てくるので、気をつけなきゃなと実感しますが…。
ネイティブの発音
私の訛った英語を聞いていない効果なのか?
娘の英語は「Theネイティブ」です。



羨ましい・・・
耳が鍛えられているので、夫が話している英語もしっかりと聞き取りができており、受け答えも的を得ています。
日本人には難しい「L」「R」の発音や「TH」の発音もできています。



発音の矯正ってかなり難しいからやっぱり小さいうちからできるのに越したことはないですよね!
娘と夫のボンド(繋がり)が濃厚になった


基本的に私と夫と娘の3人でいると、娘は超絶なママっ子です。
何をするにも「ママ」。寝かしつけも「ママ」がいいし、お風呂も「ママ」と入りたい。
けれど、一度遊びの時間に突入するとその矛先はパパにシフトします。



それも5分、10分の話ではありません。1時間、2時間を飽きる事なくパパと楽しみます。
そして、私には分からない二人だけの遊び方もあり、それを一生懸命見せようとしてくれます。そんな二人の様子を見ていて、二人だけの世界観を感じますし、ボンド(繋がり)が深いなと感じます。



これは、あの「二人の時間」があったからできた二人特有の空気だと思います。


番外編:夫が育児の大変さを知った


夫と私の約束として、夫が休みの日(つまり娘と過ごす日)はしっかりと家事もこなしてもらうという条件がありました。
- 娘のお昼ご飯
- 洗濯
- 食器洗い
- 掃除機(2日に1回なので曜日による)
- 夕飯の準備など
「やるよーやるよー」と言っていた夫ですが、実際に娘と二人で過ごしてみる中で、娘の”自分に構って攻撃”を受けながら、家事をこなすという事がいかに難しいかを実感している様子でした。



私にとっては嬉しい成果です。
1年の後半には、コツが掴めた&娘が自分一人で遊んでくれる時間が出来てきたこともあり、朝イチで洗濯機のスイッチを入れ、娘が一人遊びをしている間に干す。夜ご飯は娘の昼寝時間に作る。(最初はこの昼寝時間を、自分の自由時間とりとらえてリラックスするつもりだったようです)
などと工夫して育児と家事をこなすことができるようになりました。



「育休中に私がいかに大変だったのかを知れた」と言ってくれて、それだけでもこの1年の期間を設けて良かったなと思えました。
夫の英語教育成長記録
夫自ら「やりたい!」っと志願してはじめたこの教育方法。



ですが、いろいろと乗り越えて上手くいった1年間でした。
どんな過程をたどったのかまとめてみました♪
1歳英語教育:空回り


熱い思いと自分の経験を胸にいざ、週2回の娘との英語の日が始まりました。



夫は英語講師の仕事をしていますが、対象年齢は3歳からです。1歳児に教えた経験はありませんでした。
私の育休中も育児にかなり参加していた夫ですが、さすがに一人で娘と8時間近くいた経験は数回ほど。
しかも、ただ世話をするだけではなく英語教育をする・・・。
最初は夫も試行錯誤でかなり空回っていました。


まだ保育園にも行き始めたばかりの娘。もちろん集団生活もした事がなかったですし、決まった時間に何かをするということをした事がありません。



しかも、大好きなママが仕事に行ってしまう!朝は大泣きからのスタートでした。
そんな娘に「さあ!これから英語の勉強をするよ!こっちにおいで。ここに座って一緒にフラッシュカードをしよう!」っと言っても、何のこっちゃ。
「私は今このおもちゃで遊んでいるんだから」っと言わんばかりに熱心におもちゃで遊び、言うことを聞いてくれません。



そして、一人でおもちゃで遊んでいるなら今のウチに家事でも・・・と側を離れようとすると、一緒にオモチャで遊んでくれないと嫌だと泣くのです。
そんな娘に振り回される日々に、夫はかなり焦りました。
せっかく英語を教えようと思っているのに、全然教えられている実感がなかったからです。
1歳英語教育:夫の気づき
夫なりにYouTubeを見たり、ネットで検索したりと他の人たちがバイリンガル育児をどうやってやっているのかを勉強しました。
そしてある日スッと急に悟りを開いたかのように私に言いました。



僕は英語教育をしなければならないと気持ちばかり焦っていた。
けど、今娘に一番必要なのは、「教育」ではなくシンプルに英語をたくさん聞かせる事なんだ!
「教育」という言葉に捕らわれていた夫。
この点に気づいてからは、とにかくひたすら娘にいろんなことを話しかけることにしていました。



周りに見えたものや娘の行動一つ一つを英語で丁寧に話す。それだけで娘にとっては十分な英語教育になっていました。
決まったカリキュラムにこだわるのではなく、「娘が目にしているもの」「遊んでいること」「娘が着ている服の色」「家の中にあるものたち」お外を散歩する時は「その時目にしたもの」など、普段の何気ないこと全て英語で聞かせる事が娘の英語力を高めることに繋がると考えました。
1歳の英語教育:娘との1日を楽しく過ごす


自分は父親ではなく先生でいなくてはならないと気を張っていた夫は、上記のような気づきを得た事で急に気持ちが晴れたようでした。
そして何かをこなすことを押し付けるのではなく、一緒に過ごす時間を楽しみながら英語を伝えていくという方法にシフトしていきました。
(例)
娘が興味のあるおもちゃを一緒に遊ぶ⇒そのおもちゃの解説を英語でする
娘の反応を見て、その時の感情の表現も英語で伝える⇒急に音が出て驚いたからsurprise、面白い音ならfunny、怖いならscaryなど
散歩中に娘の目に見える景色を全て英語で説明する⇒周りで聞いていたらエンドレスで独り言を凄い言っている人みたいな状況



この頃娘と私が二人で外を歩いていて、お月様が見えた時に「moon!moon!」っと私に教えてくれた時、夫とのおしゃべりの成果を実感したりしました。(それまでは「おつきさま」と呼んでいた)
娘との二人時間を楽しめるようになり、娘もそれと同時に夫の話す言葉に耳を傾けたりパパの言葉を何度もリピートしたりするようになりました。
このリピートってとても大切。「パパの独り言⇒娘がリピートするようになる⇒自分からその単語を話すようになる」というように成長していきました。
まとめ
1歳の時点で英語の日を作ったことは娘の英語力の向上に大きく役立ちました!
「英語教育」という言葉に惑わされずに、遊びや会話を通して英語をたくさん浴びせていくという事が一番大事。
1年間の期間が終わり、夫の仕事も週5日に戻りました。
今の課題はこの英語力を落とさず、さらに語彙力を増やしていくこと・・・。
3歳の娘にはどんな教育方法で継続していけるのか、試行錯誤しております。
〇●0歳の時の娘との関わりはこちら●〇
〇●1歳の時の娘との関わりはこちら●〇
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