英語の絵本はいくつかあったのですが、そろそろ2歳の長女の自宅学習教材としてしっかり「勉強」のために使う教材が欲しくなりました。そして夫からの強い希望で、実際に夫の英会話教室でも採用している本を購入してみました!
ネットで調べてもなかなかレビューが出てこなかったので、夫のお勧めなポイントと実際に日本人である私が教える事も出来るのか?夫に意見を聞いてみました!
songbirds phonicsシリーズとは?
インターナショナルプリスクールでもよく使われる「Songbirds Phonics」シリーズ。(以下ソングバードフォニックスシリーズ)
ステージ1+から6まであります。人気なイラスト作家のJulia Donaldsonさんが挿絵を書いていて世界観がとても素敵な教科書です。(私が購入したのはステージ1〜4までです)
英語のテキストとしてよく知られているのはOxford reading tree(ORT)のBiff, Chip and Kipperシリーズ(以下キッパーシリーズ)で
レビューもこちらの方が多く出てくるのですが、ソングバードフォニックスシリーズの方はあまりレビューがありません。
どうしてか調べてみたのですが、対象年齢に関係がありそうです!
ORT(oxford reading tree)のBiff, Chip and Kipperシリーズってなに?
ORTはイギリスのOxford University Pressから出版される絵本シリーズ。この中でも有名なのは主人公のキッパーとその家族や友人の日常生活を描いている「Biff,Chip,Kipper シリーズ」です。
[chat face=”766F453A-63DF-4C41-BC54-3A21CC36CD9A.png” name=”omame” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]イギリスの80%以上の小学校の国語の教科書になってるんだって![/chat]
stage1〜9まであり目安としては
stage1〜3→4〜5歳
stage4〜6→5〜6歳
stage7〜9→6〜7歳
可愛いキャラクターとユーモア溢れる「オチ」があるのが特徴で、基本的に4歳以上が通うような英会話教室ではキッパーのお話のシリーズのテキストを使うことが多い傾向にあると思います。
どうしてBiff,Chip, Kipper シリーズじゃなくてsongbirds phonicsシリーズにしたのか
上記でも話した通り、キッパーシリーズだと年齢が4歳からとなっています。
大人が読んであげる絵本としては全然簡単なのですが、本人が学ぶ教科書としては2歳の娘には難しい内容です。
ソングバードフォニックスシリーズはキッパーのstage分けよりかなり易しいため、はじめて学び始めるお子さんには最適な本だと思います。
[chat face=”766F453A-63DF-4C41-BC54-3A21CC36CD9A.png” name=”omame” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]そして何よりも、英語を学びはじめるのに一番大事なのはphonics(フォニックス)をしっかり学ぶ事だからだそうです![/chat]
phonics(フォニックス)ってなに?
フォニックスとは発音ルールのこと。私が英語を学校で教えてもらった時にはフォニックスを学ぶということはしませんでした。(今はどうなのでしょう?)
[chat face=”1D1F14AF-0EA7-475D-8086-5AF5A8A64C36.png” name=”omame” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]フォニックスを学ばないまま、ローマ字読みで英語を学習してきた私の英語の発音はThe日本語英語です。(もちろん、独学や大人になってから発音を矯正した友人もいるので自分の責任です。)[/chat]
今まさしく娘と一緒に私も夫からフォニックスを学んでいますが、日本語にはない特有の音の出し方に苦戦しています。
フォニックスを学ぶ事=正しい音(発音)を習得できるといえます。そしてその習得は早ければ早いほど良いとされています。
stage1
娘がとりかかりはじめた、ステージ1は6冊あります。シンプルな単語を読む事でレターサウンド(音を表す文字)を使い始めるステージです。
フォニックス学習がメインテーマなので、韻を踏んだ面白い表現がたくさんでてきます。
全ての本の最初のページには、この本を読む際のポイントがまとめてあり(英文)、どのようにお子さんに教えることが望ましいのかも説明してくれています。
stage2
stage2は12冊あります。
シンプルな単語と短い文章を読む事でレターサウンドを使えるようになるステージです。
stage3
stage3は12冊あります。
もっと多くの単語と長い文章を少しの手助けで読みはじめるステージです。
stage4
stage4は6冊あります。
時々自分一人で読んだり、たくさんの日常的な単語を読む事ができるステージです。
フォニックスを学んでいない親が読み聞かせても大丈夫か?
では子供にフォニックスを教えたいと思って、実際にフォニックスを学んだことが無い親が教えることは可能なのでしょうか。
私が娘に読んでいるところを夫に聞いてもらいました。
[chat face=”1D1F14AF-0EA7-475D-8086-5AF5A8A64C36.png” name=”omame” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]結果、夫からは盛大なダメ出し攻撃![/chat]
結局、読み聞かせる際の発音が違うと子供もその発音になってしまうのでフォニックスの習得は難しいと言えそうです。
フォニックスを学んでいない親のための裏技!
私のように、発音に自信がない親御さんはたくさんいると思います。そんな人たちはお高いお金を出して英会話教室に行かせるしかないの?
[chat face=”766F453A-63DF-4C41-BC54-3A21CC36CD9A.png” name=”omame” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]ここで裏技です![/chat]
YouTubeで検索をするとネイティブな発音で本を読んでくれてているものも見つけることができます。
こう言ったものを活用して読み聞かせを継続&子供にもどんどん発音してもらうのも手だと思います!
songbirds phonicsのテキスト
今回私たちが購入したのは、stage1〜4までの本だけがセットになっているものです。
↑おんなじものは見つけられず、これはstage1〜6までのものです。
全ステージ買っても、子供が気に入ってくれるから分からないし…っと迷いましたが、私たちは夫のプッシュでステージ4までのものを買いました。
私としては一つづつ買ってみて、気にいるようなら次のステージでもいいのかなーと思います!
◉Oxford Reading Tree Songbirds Phonics: Level 1+: Top Cat
◉Oxford Reading Tree Songbirds Phonics: Level 1+: Sam’s Pot
◉Oxford Reading Tree Songbirds Phonics: Level 1+: Mum Bug’s Bag
◉Oxford Reading Tree Songbirds Phonics: Level 1+: Dig, Dig, Dig!
まとめ
4歳以下のお子さんがはじめて英語の基礎を学ぶための本として、ソングバードフォニックスシリーズは最適かなと思います!
私のように、発音に自信がない親御さんが自宅でお子さんに英語を教えたい場合は、YouTubeやDVDなどの助けも借りながらやるのも一つの手だと思います。